子宮頸がんの発症リスクと改善方法

 

子宮頸がんと子宮内がんは婦人科のがんで最も多いとされています。若年層での発生が最近では増加傾向にあり、年齢別でみると20歳代後半~40歳前後までがピークとされており、その後は横ばいで推移します。

 

子宮頸がんは子宮の入り口である「子宮頸部」に、がんの前状態である異形成(いけいせい)を経て発生し、性行為によるHPウイルス(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因でがん細胞に変化していきます。全てのヒトが感染するわけでなく、多くの場合は症状の出ないうちに排除されます。そのほか、喫煙も子宮頸がんの発症を誘発すると認識されています。

 

子宮頚部は子宮の入り口であるため、婦人科検診にて検診しやすい場所であり、がんが発生したとしても発見しやすいといわれおり、早期発見できたならば治療は可能です。予後の状態も良好ながんです。ですが、一度進行してしまうと治療は難しく、早期発見がこのがんを治癒するカギとなります。

 

子宮頸がんを患うと、月経中でない時や性行為の際に出血する・おりものが増える・月経血の増量などの症状が現れます。これらの症状が見られたら、一刻も早く病院に行きましょう。ただ、初期の子宮頸がんは普段はあまり症状が出ないので、分かりにくいかもしれません。ですので、注意深く様子を見ましょう。
子宮頸がんの予防として有効であるのは、検診の受診と禁煙です。子宮頸がんの検診は2年に一度と推奨されていますので、できるだけ受診するようにしましょう。20歳以上の女性であれば発症リスクは高まる傾向にあります。タバコを吸う人は禁煙しましょう。適度な運動も効果的だと思われます。また、一部の型のHPV感染を予防できるワクチンが最近では開発されましたので、ワクチンの接種も効果的であると言えるでしょう。